就職に1番必要なのは「いつでも辞めてやる覚悟」「辞めても必要とされる能力」だ

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こんちは!ブログを書くことに若干飽きてきているよっく(@yokku49)です

今日のお題はこちら

togetter.com

 

 

この就職希望者は就職しなくて本当に良かったと思う

 

就職希望者が「就職しない勇気」「他の会社に就職出来るだけの能力」を持っていたことに称賛を送りたい

 

こんな内容が話題になるということはツイートを見た人達があまりに酷過ぎ!と怒り心頭なのか、それとも超絶ホワイト企業に就職後他社にいる社員の動向をご存知ないのか

 

正直言って内容は酷い思うが、どこにでもある話しじゃないかと思う

 

僕が知っている範囲でも男女問わずこういった境遇に陥っている人は多い

 

50代の既婚女性園長から「付き合わないと辞めさせる」とほのめかされている20代の男性幼稚園教諭

 

40代の既婚男性院長から「ホテルに行こう」と毎晩LINEが届く20代女性病院事務

 

挙げるとキリが無いのだがこんな境遇は掃いて捨てるほど耳にしている

 

こういったパワハラ・セクハラの問題点は2つある

 

1つ目の問題点は労働基準監督署から指導が入ったり裁判で勝ったとしても、やった側が反省・改善することはほとんど無い点だ

 

もうパワハラ・セクハラは一種の性犯罪みたいなもので、繰り返す確率が非常に高い

 

実際先に挙げた40代既婚男性院長は

「おれは今まで何人もの女性事務員を誘い幾人からはパワハラ・セクハラで訴えられて100万円近い慰謝料払って和解もしてきたけど何の問題もないよ。和解だと裁判記録も公開されないし。むしろそれ位でたまに誘いに乗ってくれる人もいるし愛人契約してくれる人もいるからラッキーな位だよ。ねぇ○○ちゃんもお金に困ってるなら愛人になってくれても良いよ?毎月30万でどう?(30万は給料より高い(笑))」

といった内容のLINEを女性に送りつけていた

 

年収数千万円の院長先生にはパワハラ・セクハラによる慰謝料など屁でもない

 

むしろやらなきゃ損なわけだ

 

罰に効果が無ければ悪は滅びないのだ

 

 

2つ目の問題点は辞める側に大した能力が無い点だ

 

僕はパワハラ・セクハラを受けている人には証拠を集めた上で退職→訴訟を漏れなく勧める(それしか選択肢が無いと思う)のだが、意外にも多くの人は「辞めたくない」と言う

 

それもそのはず

 

聞けば彼らの待遇は周囲の同じ仕事に比べると条件が良いのだ

 

条件の良さがもたらすプラスポイントとセクハラ・パワハラによるマイナスポイントを天秤に掛けてどっちが徳かを考え、条件の良さにセクハラ・パワハラに目を瞑ってしまう人が多い

 

自らの快楽であるセクハラ・パワハラを給与の上乗せにより経費化しようと考える(正確には給与は経費ではないかもしれないが・・・)狡猾な経営者は自分のセクハラ・パワハラを受け入れてくれる人間を条件の良さを利用して、強かに選別しているのだ

 

罠は用意周到に仕掛けられている

 

そう、就職とはブラックボックス展なのだ

 

僕なら速攻で辞めると思うのだが、よくよく考えると辞めたら次が無いと考えてしまう位しか能力が無い人だけがセクハラ・パワハラに耐えている

 

僕の周りでは「裁判やって、さっさと他の良いとこに再就職しますわ」という人ほど能力が高く実際高額の賠償金を得て再就職もすぐに決まる

 

こんな状況であれば、いっそのことパワハラを解禁する代わりに労働基準監督署は無くして浮いた金でパワハラを受けて辞めた時の補償を手厚くした方が経済効率が良いのではないかという極論を支持する人が一定数いるのも頷ける

 

結論を言うと「辞めてもすぐに再就職出来る能力を身に付ける」こと「嫌な職場はすぐに辞める勇気を持つ」ことをお勧めする

 

自分の身を守れるのは自分しかいないのだから