東京で親孝行するなら迷わず「まんてん鮨(コレド室町店)」へ行け!
やっほー!よっく(@yokku49)だよん
田舎から東京に出てきた人はお父さんお母さんがたまーに東京に遊びに来ることあるんよね?
あるいは田舎から旅行で東京に出てきた時、たまにはお父さんお母さん孝行したいなって優しい君は考えてるはず
でもこうも思ってるはず「あ~、親孝行したいんだけど何したら良いかわかんねぇぇぇ~!!!!」
そんな心優しき君、親孝行難民な君を救うべく親孝行に最高なお店をお勧めするぞ!
今日紹介するお店の名は「まんてん鮨」(http://www.manten-sushi.com/)
(お鮨であれば間違い無く「まんてん鮨」なのだが、欲ログにはジャンルによって親孝行に最適なお店を用意してある。今後のブログでしっかりがっつり紹介していくので興味がある人はチェックしてみて欲しい)
グルメな皆さんには言わずと知れたお寿司屋さんだ
グルメを気取っている人がこの店を知らなければモグリと考えて貰って差し支えない
まんてん鮨のランチこそ親孝行に最高なのだ
僕は家族を連れて行く前、既に接待やお付き合いで何度かお世話になっていた
接待で気難しい目上の方をお連れしても、デートで関西出身年上のドS美人をお連れしても、誰しもが出迎えてくれる店員さんの品のある勢いの良さに安心し、寿司が出始めると一様に「お、美味しい・・・」と呟きながらもの凄い勢いで寿司を頬張り、終盤にはこれでもかと出てくる寿司の量に「まだ出てくるのか!」と冷や汗をかき、お会計の時には驚きの余り手を取り合い、感動の涙を流しながら再訪の約束をその場で取り付けられる
まんてん鮨はそんな素晴らしいお店なのだ!
(しかも目と鼻の先にはマンダリンオリエンタルホテルが・・・もうね、その後ホテルのバーで一杯やってね・・・)
先日僕の出張に合わせて両親、祖父母が東京に出ると言うので親孝行チャーンス!と思った僕は欲ログを調べると「まんてん鮨しかないっしょ」との結果に至り恐る恐る電話をした
人気店ゆえ予約が取れるのか?と心配してくれた君は既に太鼓持ち検定3級に合格だ
まんてん鮨は日本橋三越周辺にあるコレド室町(コレド室町店)と東京駅周辺にある丸の内ブリックスクエア(丸の内店)に2店舗を構えている
最初は丸の内にしか店舗が無かったのだが、あまりの人気ぶりに日本橋三越周辺に出来た新しいショッピングビル「コレド室町」へ満を辞して2店舗目を構えたわけだ
そして皆にはランチを利用するのであれば是非コレド室町店のまんてん鮨を利用して欲しい
なぜかと言うとまんてん鮨はコレド室町店のみランチの予約が出来るからだ
さらに一押しな理由はコレド室町店にのみ離れの個室があるからだ
田舎から出てきた親や祖父母を東京の飲食店に連れて行く時、最も気を使うのが「マナー」の問題だ
回らない寿司屋であればなおさらマナーに気を遣う
「時計やブレスレットをきちんと外すか」「嚙み千切った寿司をカウンターに置かないか」「ガリを大量にお代わりしないか」「聞きかじりの専門用語を連発しないか」「変なことを言い出さないか」などなど・・・
こういった不安を抱えたまま食事をすると連れて行った方が気疲れしてしまい、その気疲れは家族に伝播する
これではもてなす側も、もてなされる側も楽しくない
こういった不安を一気に解消してくれるのが個室だ
しかもまんてん鮨コレド室町店の個室は「離れ」になっている
この離れ、他のお客さんとは厨房を隔てた完全な離れとなっており他のお客さんや料理中の板前さんの目に触れる可能性がない(お寿司はカウンターから「ほい!」と渡されるのではなく、席まで運んでもらえるスタイル)為マナーに慣れていない家族だったり、小さな子供を連れて行っても安心だ
無論、丸の内店のランチもコレド室町店と同様とんでもないコスパを誇るのだが、そのコスパの高さゆえランチタイムは丸の内近辺に勤めるコスパにうるさいエリートサラリーマン・エリートOL達でごった返す
彼らは26時間働ける体力(と素晴らしい頭脳)を持つスーパーマンな為、ランチで1時間並ぶことなど午後から始まる死の残業ロードのウォーミングアップに過ぎない
老人たちが彼らに打ち勝つのは至難のわざだ
開店と同時に入る覚悟が無ければ1時間の待ちは覚悟しなければならないが、家族や大切な人を連れて行くなら長時間立って待たせるのは避けたい所
また、朝食をしっかりたっぷりどっしり食べる老人達が昼ご飯を食べるのに、11時は少し早いだろう
どうせ美味しい物を食べるならベストコンディションで臨めるようにするのも一つの親孝行だ
加えて言えば丸の内店は田舎から出てきた人を連れて行くには若干分かり辛い場所にあるし、丸の内というワード自体親世代にはインパクトが薄い(あるいはサラリーマンが昼間働く場所という印象しかない)
「丸の内ブリックスクエア」と言われてもお年を召された方(ましてや田舎から出てきた方)にはピンと来ないと思うが「コレド室町」が分からなくても「三越」「日本橋」という耳なじみのあるワードを聞けばテンションも上がるというものだ
食後の観光を考えてみてもコレド室町店に軍配が上がる
若い世代には完全な死語となってしまっているが老人世代が必ず知っている言葉に「銀ブラ」という言葉がある
これは「銀座をブラブラしてウィンドウショッピングを楽しむ」の短縮形だ
昔はこれが最高の楽しみだったのだ
日本橋から銀座までは徒歩でも行ける距離だ
昔の思い出に浸れる銀ブラを食後の最高のデザートととしてプレゼントするのも悪くない
銀座まで歩くのが困難であれば様々なお店が入っているコレド室町の中を散策しても良い
おすすめは「おちゃらか」という日本茶のお店と「にんべん」という御出汁のお店だ
どちらも年を重ねる程に良さが分かる品を取り扱っている
この2つが嫌いな人は少ないだろう
歩くのに疲れたらコレド室町内にある映画館で映画を見ながら休んでも良い
まさにこれど室町はお年寄りの為のアウトレットモールの様なものだ(もちろん売っているものはアウトレット品ではない。一級品だ)
ここまで読んでくれた方は既にフライング予約電話を掛けた後かもしれない
正解だ
ずっと述べてきたがこの店は日本の中心東京のド真ん中「日本橋」の人気寿司店だ
予約は一分一秒を争う
既にこの記事を読んだ読者からの予約が殺到し、このブログのコメント欄はお店からの感謝の言葉で溢れていると思う
そうなってしまったらもう終わりだ
とにかく予約は店に行くことが決まった段階で速攻すること
なお、離れの個室は室料を取らないという破格の条件
あの立地にも関わらず、離れの個室で室料を取らないなんて・・・どうかしてるぜ!!!
家族連れは迷わず離れの個室を予約しよう(「とりあえず」からのキャンセルはお店の迷惑になるから絶対ダメ!)
さて、それでは実際に出されたお鮨を眺めながらコースの値段を当ててみよう
まず最初に出てきたのは「シジミでダシを取ったスープ(1人分)」だ
見るからに濃厚
胃にとっては酒を大量に入れるぞ!という銅鑼替わりになる一杯だ
店員さん運ぶ際に1つこぼしてしまったが許せる
今日の僕は許せるよ
続いて「スズキ(5人分)」
これだけ身が厚いと半端なく歯ごたえがある
入れ歯の祖父母は嚙み切れるか心配していたが無問題だった
酒もどんどん進む
続いて「イサキ(5人分)」
これまた肉厚で歯ごたえが凄い!
イサキが持つ脂の旨味が噛めば噛むほど滲み出る
シャリとの相性も抜群だ
続いては「ワサビ菜(1人分)」
ブリの脂で少し重くなった口の中にワサビ菜を放り込む
ピリリとした刺激的な味が口中を駆け巡った後、爽やかな香りが鼻孔を通り抜ける
たまんねぇよ
続いて変わり種「えのきの昆布締め(5人分)」
シャキシャキとした歯ごたえがこれまた気持ちいい!
魚だけじゃなく野菜のお鮨がをわざわざ食べさせるところが女性を飽きさせない秘訣なのだろう(若い女性客が多かった)
続いては「湯葉豆腐とゴーヤのレモン漬け(5人分)」
これは驚きの変化球
そもそもゴーヤを食べた経験があまりない祖父母・両親が食べられるか心配だった
「だって、ゴーヤって苦いしさ」との不安は杞憂に終わった
苦みの全く無いゴーヤはレモンの酸味がアクセントとなった素晴らしい漬け物へと進化していた
あまりのおいしさと驚きに一同お代わりをしたいくらいだった(店内はもちろん空調バッチリだよ)
続いて「真鯵(5人分)」
この照りを見ればどれ程美味しかったか想像してもらえるだろう
実はこの一貫に関しては味の感想は無い
なぜなら鯵が大好物の祖母が気付いたら僕の分まで食べていたからだ(笑)
普段は食欲があまり無く、白米の代わりにビールを飲んでごまかしている祖母がたくさん食べてくれるなんて・・・
ばあちゃん、そんなに食べてくれて孫は嬉しいぞ!!!
こんなハプニングも楽しめる所が親孝行の醍醐味だ!(泣)
続いて「カンパチの漬け(5人分)」
魚には人一倍うるさい父が一番美味しいと言っていた寿司だ
息子は父が美味しそうに寿司を頬張る姿を見られる日が来るなんて思ってもいなかったよ( ;∀;)
良かった良かった
ねっとりとした食感がたまらない一品だ
お次は「中トロ(5人分)」
この日の中トロは青森県尻労産
尻労は「しちかり」と読むそう
尻労はマグロで有名な大間より少し太平洋側に行ったところで、ここのマグロは基本的に大間のマグロと同じなので味も遜色無いとのこと
やはりマグロの中トロは店の実力を測るバロメーターとなっているのだろう
産地を伝えてくれる程気合が入っていた
写真を見るだけで分かるよね?
もう言葉なんていらないよね?
結構中トロも色んな所で食べてきたつもりだけどこの日の中トロは和を掛けておいしかったな~
家族とワイワイ言いながら食べる美味しさがそこにはある!と確信
続いて「北海道産ボタン海老とエゾバフンウニ(5人分)」
瑞々しさが写真からも伝わってきますね~
ボタン海老と名乗って実はボタン海老じゃない海老を出しているお寿司屋さんもある中で、これはもう見た感じすぐボタン海老と分かる程迫力がありますね~(本当は違うものを出されても分からない・・・(笑))
ウニも一貫でこの量を出してくれるなんてどうしてあなたはそんなに太っ腹なの?!
続いて箸休めのガリ(1人分)
ガリもしょうがのピリ辛さと味付けが絶妙で「これだけで酒飲みたいな」と思っちゃうほど!
続いては「鱒子(5人分)」
鮭の卵がいくらなら鱒の卵は鱒子だそう
う、うめぇっす
掻き込んで食べられるからか皆ものの数十秒で完食(笑)
この辺りからもうお腹が・・・
続いてハマグリのお味噌汁
美味しくないわけないじゃないですか
身もギッシリ詰まってるじゃないですか
前日飲み過ぎた分を解消してくれる魔法のお味噌汁だよ
このお味噌汁だけ出す店を作っても良い位だと店員さんに熱弁
続いて「穴子と卵」
そうですか、穴子と卵のふわふわ対決ですか
こんなんねぇ、優劣付けられるわけないじゃないですか!
穴子には穴子の良さ、卵には卵の良さがあるんですよ!
続いて出ました「鮑+鮑の肝(1人分)」
別角度からもご覧下さい
もうね、なんも言えねぇ
天国
お母さん、僕はあの世に行く前に天国を見つけてしまいました
続いて「トロタク(4人分)」
トロの叩きにたくあんを混ぜて巻いたものだそう(そのまま(笑))
たくあんが食感の良いアクセントとなっていて海苔がそこに風味を足してくる
癖になる味
続いて「かんぴょう巻き(5人分)」
今まで食べていたかんぴょう巻きは何だったんだと思えるほど柔らかく煮たかんぴょう
最高です
セブンイレブン辺りでまんてん鮨さん監修のかんぴょう巻きが出たら10本は買うね
そして最後に締めのデザート「小玉スイカ(5人分)」
富里産のこのスイカ、甘みもしっかりあるのだが後味がさっぱりしていて普段甘い物を全く食べない父も満足そうに食べていた
まとめ
さて、20品程出てきた今回のコース
お値段が幾らだったか予想してみて欲しい
じゃあいくよ・・・
正解は・・・
3000円(税抜)
あまりにコスパが良過ぎないだろうか?
うちの家族は「8000円」「10000円」「9000円」「9500円」という予想だった
これ位すると思わせてくれるコースがたった3000円(税抜)で食べられるのだから親孝行にはこの店しかないと言っても過言ではない
普段親孝行がなかなか出来てないそこの君!
あんまり高いと親も心配するけどさ、3000円位なら安心して喜んでくれる
この記事読んだのも何かの縁だからさ、たまには「まんてん鮨(コレド室町店)」で親孝行してみなよ
親の喜んでる顔見たらさ、幸せになれるのは君だぜ!
おしまい
※今回は総文字数5000字を超える過去最高文字数の記事となった
ちなみにランチコースは「3000円(税抜)」と「6000円(税抜)」の2つあり、飲み物は別会計、お鮨は全て味付け済みなので卓上にお醤油は無かったよ
「6000円(税抜)」のコース食べたらまたレポしまーす(*'ω'*)
ご質問等あればツイッター(@yokku49)までどうぞ!
以上