カラオケ合いの手問題を解決してくれ
こんちは!よっく(@yokku49)だよん
今日は皆の永遠のテーマ「カラオケ合いの手問題」の解決をして欲しい
先日珍しく飲み会の席に参加した
出張先以外では家でも地元でも全くお酒を飲まない(地元に夜飲みに行こうと思える店が・・・)んだけど、親しい先輩から誘われ久しぶりに夜の街へ出た
場所は繁華街にある小料理屋だ
そこは郷土料理を観光客向けに食べさせるお店だった
海鮮料理が中心のなかなか評判が良い店のようだった
働いている人は地元の人が多かった(訛りから判断)が、経営が県外の企業らしく価格も県外値段だった
観光客向けの店なのだから料理の値段が観光客向けの値段であることに不満は無かったが、地元の料理を地元で食べる必要性は全く無かった
自然と料理には手が伸びず気付けば酒ばかりが進んでいた
その日は先輩の仕事の将来的な展望・業界全体がどう移り変わるか意見を交わすなどまじめな話が中心だった為、酒が進んでも酔いが回ることは無かった
どうやら先輩は業界そのものの将来を悲観しているようだった
僕からすると最近では珍しく年齢が上がる度に給料の大幅アップが見込める特殊な業界であり、中でも先輩は将来期待の若手と考えられていることから悲観する必要は全く無いと思っていたのだが、業界内では将来を悲観する声が日増しに大きくなってきていて最近も同職の大先輩が転職されており先輩は少しブルーになっていたようだ
先輩がいかに凄いかを異業種の僕が説明するには飲みかけの赤霧島では足りなかった
ボトルキープしていた赤霧島を飲み終え新しいボトルを入れようとする頃、時計は閉店時間の24時を回ろうとしていた
「飲み足りないから別の店に行こう」
ついて行った2件目はヨーロッパのお城から持ってきました!と言われても信じてしまいそうな重い扉が鎮座したスナックだった
ぼったくられるんじゃないかと若干怯えながら扉を開けると中には遠目に見ても木目が分かる木のカウンターが広がっていた
「ここのラムが美味しいんだよ」
頼んでもらったおススメのラムはおそらくロックで焼酎ばっかり飲んでた僕達は一杯で効いてしまった
さっきの小料理屋とはテンションが540°変わって先輩のテンションは急上昇していた
「カラオケするぞ!なんか歌おう」
ぐるぐる回る世界の中で、僕はなんとか先輩の18番「星屑のステージ」を入れていた
小料理屋で聞いていたのだ
「星屑のステージ」が18番だと
先輩の歌を黙って聴きながら僕の目の前にはいつしか無数の星が流れ北極星を中心とした反時計回りの星の動きを確認している内に気付いたら自宅のベッドの中にいた
そして先輩に寝てしまったことを詫びる電話を入れ、現在その日の事を反省している中で
「先輩のカラオケは黙って聞いているべきなのか?」
「リズムよく手拍子をするべきなのか?」
「イェーイとか言えば良かったのか?」
未だに答えが出ていない
もちろん先輩との関係性も重要になってはくるだろう
僕と先輩は上下関係をあまり気にせず仲良くワイワイ出来る関係なのだが、スナックでのカラオケとなるとどう振る舞うのが後輩として最適な振る舞いなのかよくわからなかった
結果黙って聞いていたわけだが黙って聞かれても困ったのではないかとも思う
「おれの歌届くかなお前のその空へ」とか「口笛で答えなよあの頃の様に」とか歌ってるのを黙って聞いてもねぇ
スナックのママも「出来てるのかな・・・」って思ったりするんじゃないかなぁ・・・
先輩と飲みに行く機会がほとんどないので本当に困ってしまった
先輩とカラオケに行く後輩諸君、企業戦士のみんな!
先輩との正しいカラオケの過ごし方を教えてくれ
おしまい