都議選自民党大敗で見えてきた野党が取るべき戦略
やっほー!よっく(@yokku49)です
2017年東京都議会選挙で自民党が歴史的な大敗をした
この歴史的大敗の原因を探ることで与党を倒す最速の戦略が分かったので野党の皆さんにお伝えしたい
今回自民党が歴史的大敗をした最大の原因は「世論の印象を悪くした」こと
これに尽きる
今回の都議会選は選挙直前に様々な問題が噴出した
豊田真由子議員の「このハゲ問題」
萩生田光一官房副長官の「加計学園解説指示文書問題」
稲田朋美議員の「自衛隊も自民党を応援している問題」
下村博文議員の「加計学園献金問題」
いずれも選挙直前の自民党にしてみれば自爆テロ級の問題だと思うのだが、違法性が強く起訴されるかというと微妙なレベルの問題ばかりだ
違法性が極めて高い問題が起こったわけでもないのにこれ程票が取れなかったことを考えると
「なんか自民党って嫌だよね」
この「なんか嫌」という掴みどころの無い空気が、自民党以外の政党への投票を促したと考えられる
国民は問題が起きてもその問題に違法性があるかどうかなんてことには興味を示さないし、清廉潔白だと信じている議員がスキャンダルによって落ちていく様を見るのが大好物だ
となれば、今後野党が与党となる為に取るべき戦略は「与党議員のスキャンダル探し」となるだろう
ネガティブキャンペーンをした方が相手にダメージを与えられるのだから党として与党議員の粗探し部隊を結成、スキャンダルを発見したらマスコミに情報を流し積極的にテレビに出てコメントをする
小難しい法案の話は一切しない
「このハゲーって叫ぶ人が議員をやってるなんて怖い」
「無いと言っていた文書が後から出てくるなんて汚い」
「『自衛隊も自民党を応援している』って発言が出来るなんてずいぶん偉そう」
「許認可を実質的に出す側が許認可を貰う側から献金を貰うなんて汚い」
こういった発言を繰り返すと良い
井上恒造をはじめとする芸能リポーターの登用もアリだ
相手のスキャンダルを探すのが最大の攻撃だとすれば相手からのスキャンダル探しをシャットアウトすることが最大の防御となる
とするなら有名芸能リポーターの登用は一石二鳥だ
スキャンダル探しは最大限してくれるし、こちらの味方であればスキャンダルを暴露されることもない
「真実の行方」戦法だ
かくして与党になれるかどうかはいかにネガティブな空気を作らないか競争にかかっている
政治で主導権を握るには政治以外の力が必要
理想とは全くかけ離れた現実ではあるが理想を実現する為に議員の皆さんにはスキャンダル探しを頑張ってほしい